ユナイテッド航空マイルの欠航対応-新千歳空港で大雪に被災

大雪に被災

2026年1月25日に私は札幌にいた。元々札幌に8年間住んでいて、旧友と遊ぶために1泊2日で札幌に滞在した。
札幌滞在は非常に楽しくサッポロクラシックを始めとしたお酒や食事、温泉を楽しんだのだが、翌朝起きてみると、札幌が雪で埋まっていた。

後輩のアパートより外を眺める
背の高さを大きく超える雪山

8年間の札幌経験では、このような場合まず一般道や高速道路を使用するバスが運行不能に陥り、次にJRが運行不能となり札幌は大体陸の孤島となる(地下鉄だけは絶対に動くので札幌市内の移動は可能である)。今回はユナイテッド航空のマイルを使い新千歳空港-羽田空港のANA便を予約していた。

予約していた便

13時半出発の便なので、通常は空港バスもしくはJRを使ってだいたい11時半過ぎに札幌を出れば余裕で間に合うのだが、朝起きた瞬間に「これは無理なやつかもしれない」と状況を理解し情報収集を開始した。

雪の状況

調べると、この日の札幌は近年稀にみる大雪であった。
道央道が通行止めになっているため新千歳空港までの高速バスは運休しており、JRについても大きく本数を減らしていたようだった。この場合のJR北海道は頑張ってはくれているのだが情報が遅れることが多く、結局のところ駅まで行かないと運行状況が分からないことが多い(ホームページに一応状況は出ているのだが、列車は3時間以上の遅れも多くいつ来るか分からないことが多い https://www3.jrhokkaido.co.jp/webunkou/timetable.html?id=091)。友人と相談し、取り敢えず地下鉄で札幌駅まで向かってみることにした。
札幌駅に着くと、改札前に人だかりがあった。列車の発着掲示板を見ると快速エアポートは1時間に2本ほど動いていて、その他の特急は軒並み運休となっているようだ。
一旦地下にあるマクドナルドで朝マックを食べて、何となく早めに改札へ向かおうと思って改札へ向かった。ちょうど新千歳空港行きの快速エアポートが出発するタイミングでホームへ向かったが、人が多すぎて乗ることが出来なかった。向かいのホームにほぼ同時出発の快速エアポートの別便がいるようだったのでそちらに乗ることにした。
列車内に乗り込むと、座席を確保することはできたものの中々出発しない。車掌さんからのアナウンスがあり、「この便は札幌駅構内のポイントが雪のため転換せず運転を見合わせています。運転再開のめどは立っていません。」とのこと。車内を不安が包む。
1時間ほど待ち、数人の乗客は諦めて列車を降りた。外には長蛇の列ができており、すぐに人が補充される。その中で座席を確保できているのは幸運なことだった。突然アナウンスがあり、「ポイントの整備が完了したため運転を開始します。」とのこと。
助かった…
列車は大雪の中だがかなりの速度で走り、30分ちょっとで新千歳空港へ到着した。

欠航

新千歳空港へ到着する直前、携帯電話で出発便の状況を調べていると私の便が欠航になっていた。

欠航

これはヤバい…
今回の航空券はユナイテッド航空のマイルを使ってANA便を取るというやや特殊な入手方法で取っており、変更の手続きの窓口が分からなかった。インターネットで調べてみると、搭乗の数日前に欠航となった方の記事はあったが当日突然欠航となった記事は見当たらなかった。
一応、ユナイテッド航空の日本窓口があるらしく、以前にこちらで対応を頂いたこともあった。しかし今回は大雪のため電話窓口の混雑が予想されたことと既に新千歳空港まで来てしまっており、ANAの窓口で聞いてみることにした。

ANAの窓口でのユナイテッド航空特典航空券変更

新千歳空港は非常に混雑しており、カウンターには手続きをする多くの人が並んでいた。新千歳空港ではANAカウンターの左側(AirDo側)に欠航便専用の窓口があり、こちらで相談してみることにした。こちらの窓口は比較的すいていて、10人弱しか人がいなかった。

欠航便専用カウンター

列に並んでいるとグランドスタッフの方が来て、「どのような変更でしょうか?」と聞かれたので「ユナイテッド航空のマイルを利用して新千歳空港-羽田便のチケットを取っていたのですが、便が欠航になってしまいました。」と伝えた。
すると、「こちらで変更が可能です。ただ、今非常に運行状況が不安定で変更先の便の空席がすぐに無くなってしまう状況ですので、ご案内までの間にANAのウェブサイトで変更先の便の空席を支払いはしない状態で予約してお待ちください。」とのことだった。
ANAの航空券はインターネットで予約することが可能なのだが、予約と支払いは別工程に分かれている。そのため予約は完了することができるが運賃の支払いは搭乗までに行えば良い。
カウンターには10人程度が並んでいて、なおかつ海外の方が多く振替に時間を要することが予想されたため、先に空席だけ確保しておき後から航空券の支払いをマイルに割り当てる作業を行うのだろう。私はその場で昼過ぎ出発予定の羽田便を通常運賃で予約し支払いはしない状態でキープしておいた。ホームページで変更先の便の通常運賃を選択し、予約を進めれば下の画面になる。
普段だと支払いをすれば購入完了となるが、今回は支払いはせずに待っていた。

カウンターで事情を説明すると、「ユナイテッド航空からANA便への変更が可能なので、元々の航空券と変更先の航空券を見せて頂けますか?あと、念のために身分証明書もお願いします。」と言われた。少し手続きがあり、一枚の航空券を発券してもらえた。マイル運賃になっているようだ。

変更先の搭乗券

カウンターの方には、「今すごく飛行機が遅れているので、今回の便も少し遅れると思います。すみません…」と言われたので、「いえいえ、大変ですよね…ありがとうございました。」と伝え荷物を預けた。LCCだと変更先の便が少なかったりカウンターが少なかったりと中々大変な思いをすることが多いので、特に冬場の帰りの便だけは大手キャリアを選ぶようにしている。
搭乗時刻は13時半だったが軒並み1-2時間の遅れが発生していたので、もう今日中に帰れればいいやと思い新千歳空港に新たにできたソラチビールのスタンドでビールを飲んだ。
このスタンド、札幌駅にもあるのですが美味しいんですよね(https://www.sapporobeer.jp/sorachi1984/)。

ソラチビール。最近は全国のスーパーなどでも手に入るようになった。

こういう時には焦らず、怒らずゆっくり待つのが得策だ。
ラウンジで外を眺めつつ、まったりと搭乗時刻が来るのを待った。

外では壮絶な除雪が行われていた。

結局、1時間ほど遅れて14時半過ぎに搭乗することができ、ANAで羽田に帰ることができた。

Web上は満席での出発だが、おそらく空港にたどり着けなかった人の空席がちらほらとあった。

上空では777-200の安定した飛行で眠ることができ、羽田空港についた時には安心感があった。

羽田空港

今回の航空会社の方たちの対応により無事に家に帰ることができた。
北海道の1,2月は欠航が多いので帰り道だけでも大手キャリアを選ぶことと、新千歳空港にたどり着けないことがあるので天候に不安がある場合は早めの行動がおすすめだ。

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