独身男子のマレーシア-マレーシア最終日にKLIAへ向かう

朝の散歩

朝は、8時くらいに目が覚めてしまったが、起きたくなかったのでそのままベッドに横になっていた。10時ごろになり、散歩がてらKLで最も大きな病院を散策してみることにした。モノレールで数駅、その後歩く。マレーシアは基本的に車が優先なのか、横断歩道がほとんどない。ゆえに大通りを渡るのが非常に困難だ。

KLの大通り

すぐそこに目的地はあるのに、1kmくらい遠回りをして、病院についた。大学と一体にはなっていないようだが、公立病院であり隣に医学の研究所があった。中に入ってみたが、日曜日で休診だったので周りをさらっと歩いてモノレールの駅に戻った。

昼の散歩

ホステルでチェックアウトを終わらせ、自然が見たくなったので、Bandar Tun Razak駅までMyrapidで向かった。近くにハイキングスポットがあるとのことだった。しかし、ハイキングスポットは「ガチの山」で、気温も暑く、湿気もすごくて体力の限界を感じたので若干日和って近くの公園を散策することにした。Taman Tasik Permaisuriという公園で、森林公園のような感じだ。全く人はおらず、自然の中をひたすら歩く。

熱帯の濃い空気が圧倒的に私を包み込んだ。汗だくになりながら歩き、次の駅まで向かった。多分3kmくらいは歩いたと思う。

MyRapid

最強のコーラ

お腹が非常にすいていたが、ローカルな店しかない。かつインド系。入りにくさがあり、KL Sentralに戻ることにした。KL Sentralはショッピングモールだが、実は裏手にローカルのインド人街がある。カレーの気分ではなかったのだが、近くの中国系の店はすでに閉まっており、インド系の店に入ってナシゴレンとチキンカレーを食べた。カレーもナシゴレンもなんとなくカレー味で黄色いというのがインドあるあるである。久々にインドに行きたくなってきた。コーラを飲んだ。3RMと少し高い気がしたが、歩いた後の東南アジアのコーラと7Upほど旨い飲み物はないと思う。ちなみに、日本で最も旨い飲み物はサッポロ黒ラベルだが、マレーシアをはじめとしたイスラムの国では飲酒は禁じられており非常に高い。また、タイやインドでは普通にビールを購入することができるのだが、なぜか、コーラと7UPの方が旨い。電解質が失われているのと、暑くて熱くて飢餓状態になっているので糖分を純粋に必要としているのだろう。

KLIA2への行き方

23時のフライトで日本に帰らなくてはならない。KLとKLIAの間はKLIA expressとKLIA Transit,バスが存在する。KLIA expressとTransitは日本で言うと京成のスカイライナーと成田スカイアクセス線特急の違いみたいなものだ。どちらも同じ車両で特急型だが、停車駅なしがExpress、数駅に泊まるのがTransitだ。Transitは現地人の通勤などにも使われている。値段は非常に高く、KLIAまでで55RMが必要。だが裏技が存在しており、途中で(例えば、KL-Putrajaya, Putrajaya-KLIAのように)区切って発券することにより値段が半分以下になる(合計で23RM程度)。今回はKL近郊のPutrajayaまでTransitで向かい、散策したのちにKLIAに向かうこととした。KLIA Transitの車両はほぼ京成スカイライナーである。Siemens社製の車両で、クロスシートだった。車内は清潔で、地元民以外はほとんど乗っていなかった。Putrajayaまでは20分程度だった。

KLIA Transitの車内
KLIA TransitのPutrajaya駅

PutrajayaとCyberjaya

Putrajayaはピンクモスクの有名な都市だが、駅を挟んで反対側にCyberjayaというIT先進都市が存在する。恐らく、日本で言う千葉あたりのポジションにIT経済特区を開発した形なのだろう。CyberjayaまではTransitの駅からタクシーで向かうか、MRTのCyberjaya City CenterもしくはCyberjaya Utara駅からバスで向かう。バスはT30〇aという系統で、30分ごとに出ている。アクセスは車かバスしかなく、駅から離れており悪い。私は今ヘルスケア系のベンチャー企業に所属していて、マレーシアにも進出したいと考えているので個人的にはベストな場所ではないかと思う。私はMRTでCyberjaya Centerに向かった。MRTはたまたま無料で乗ることができる日で、トークン(乗車券)を窓口でもらって乗車した。

MRT
MRTの駅

駅についたところで、スコールが降ってきた。尋常じゃない水量。バスはいたのだが、流石に雨が強すぎて撤退することにした。Cyberjaya駅は徹底して人が省かれており、感動的だった。次回は必ず行きたい。

Putrajaya駅に戻り、TransitでKLIA2に向かった。
KLIA2に到着し、チェックインした。飛行機(A330)の席は真ん中だったが、国際線は圧倒的にトイレのアクセスが重要であり、通路側を課金して選択させていただいた。

KLIA2の無料シャワーの場所

KLIA2には、実は無料のシャワーが存在する。L3のDomestic Deperature寄りの部分、KKというコンビニの隣にあるトイレの中に水しか出ないシャワーがある。トイレに入り靴からビーチサンダルに履き替え(東南アジアでは床が汚いので最重要)、水を浴びた。水量はやや少なめだが恐らく23-24度程度の水温で最適な状態、汗を流せることもあり最高のととのいを得ることができた。

KKの左手のトイレの中にシャワーが存在する
これが無料シャワー
水しか出ないけど超気持ちいい

シャワーは、旅において(特に南の旅では)至高の瞬間だと私は思っている。最高の状態を維持したまま、飛行機に乗りマレーシアを後にした。
マレーシアから日本の直行便は高かったのと、コロナ前にAirasiaのフライトがキャンセルとなりバウチャーがあったので、Airasiaのソウル行きを発券した。ソウルには大学時代の友達(彼は今も大学生をしている)が住んでおり、たまたま同じ便で日本に帰国することになったので仁川空港にて会うことにした。

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