波乱のヨーロッパ旅－トルコのサウナと飯

トルコのサウナでととのう

ホテルに併設されたスパの中にサウナがあるようだ。早速スパに向かうと、上品な女性が座っており、「サウナを使いたい」と言うと「無料です。どうぞ」と案内してくれた。サウナは上品な暗さで、かなり興奮した。サウナに入ると、かなりの熱気を感じた。寝転がることができる木製の枕も準備されている。貸し切り状態で、じっくりと汗を流した。隣の部屋に水シャワー兼ミストサウナがあり、水シャワーで体を冷やして身体を休めると気持ちが落ち着いてくる。3セット目で係員さんが来て、なんだろうと思っているとロウリュをしてくれた。爆熱に昇天しつつ、立ち上がることすらできないほどにととのうことが出来た。

サウナ後の飯

サウナの後は飯だろう。ちょうど昼食の時間だったのでレストランに向かうと、バイキング形式で鶏肉と野菜の煮込み料理や豆の煮込み、パン、ピラフが置いてあった。

ピラフに煮込みを掛けて食べると、初のトルコ料理は非常に私の口に合うと感じた。トマト風味で旨味が強く、米にも合う。一瞬で完食し、おかわりを求める。テラスで食事を摂っていたが、外からは町で流れるイスラム系の音楽が聞こえてくる。
イスラム系の国は厳格な規則があるわけではないのだが、確固たる信念のもとに人々が暮らしている感じがして好きだ。ルールは守らないが、人としての正義や善を踏み外さない感じがする。