旅に出た理由
普段はLCCにしか基本的に乗らないのだが、今年は出張が多くANAに職場のお金で乗る機会があった。そのためマイルが地味に貯まってきていた。通常、ANAでは1回のフライトに7000マイル程度が必要となるため私にはあまり縁のない制度だと思っていたものの、「トクたびマイル(https://www.ana.co.jp/ja/jp/promotion/amc/wa_t/)」という制度を使うと行先は限られ1週間前からしか予約はできないが、普段より大分低い必要マイル数で近距離国内線に乗れることを知った。札幌在住の筆者は札幌発の便が選択肢となるが、基本的には道内路線がトクたびマイルには設定されている。稚内や根室、中標津や函館といったLCCでは中々行くことができないマイナー路線が多いのが魅力的。たまに掘り出し物的な行先があるのだが、今回たまたまネットを巡回していたところ札幌-青森間が3000マイルで放出されていた。そしてたまたま土日は完全な休み。旅に行くことにした。
行先選定とユナイテッド航空マイルの紹介
私は東北が好きなのだが、札幌からだと東北はアクセスが非常に悪い。札幌も東北も東京へのアクセスは非常に太いのだが、地方-地方だと移動が難しく、実はちゃんとした東北を味わったことがない。折角行くのであれば都会よりもできるだけ地味な所に行きたいと思ったため、個人的に好きな秋田か山形が選択肢だと思った。青森への近さで秋田へ行くことにした。秋田には2つの空港があり、秋田空港と大館空港である。秋田市であれば新幹線で行くことが出来るが、暴論かもしれないがJR東日本管内の新幹線駅は大体大宮駅とほぼ同じ感じだと思っている。折角ならディープな方が面白いと考え大館空港を選択した。
プランとしては右記。ユナイテッド航空のマイルを使い札幌から大館空港に向かう。ユナイテッド航空マイルでは何回乗り換えても必要マイル数が同額であり、特に地方-地方移動では大体羽田か関空を経由することになるのでかなりお得なことが多い。ホームページで探してみたところ、CTS-HND-ONJで必要時間3.5時間、所要6000マイルのフライトが出てきた。私の場合は羽田経由の最短ルートを選んだが、
例えば下のルートみたいに無駄に稚内を経由してみたり、
一旦神戸で観光したりしても同額で飛行機を取ることが出来る。
直前にチケットをとっても価格はほぼ変わらず、直前まで便の変更、キャンセルが可能な神対応となっている。1つのチケットが3万円とすると、6000マイルで3フライト(9万円)なので1マイルあたり15円分の価値を生むこととなり、非常に価値の高いマイレージサービスである。
ユナイテッド航空マイルで往路の手配をした後、ANAのトクたびマイルで復路のAOJ-CTSのフライトを3000マイルで入手。これで旅に行ける。盛り上がってきた。
旅館選定
普段は東京や名古屋など都市部に行くことが多い。都市部では街にあるサウナや食事が十分すぎるほど楽しいので、基本的に宿泊施設の中で楽しむことはせずコンセプトホステル的なところに泊まることが多い。このような宿泊施設ではラウンジが充実していることが多いので作業ができるし、施設がお洒落で安いことが多い。Agodaにそのような施設は多く掲載されている。
だが今回は秋田の秘境。秘湯が脳裏をよぎり、Googleで検索。秋田県は秘湯が多いことを知る。その中でも大館駅からのアクセスが比較的良好かつ山の真ん中という立地が好みで雪沢温泉(https://primenet2010.biz/seifusou/)を選択した。楽天カードのキャンペーンで25000円分のポイントがあったのでポイントで宿泊することとした。
あとは旅に出るだけ。