台湾東部の旅-台湾鉄道で台北へ

台湾の朝、台東駅へ

今日も朝起きてホステルの外で紅茶を飲んだ。今日は台北まで向かう。列車は300km超を4時間掛けて走る特急列車で予約が取れないこともあると聞いていたので昨日のうちに駅でチケットを取っておいた。本来バスで駅に向かう予定だったが、まったりし過ぎてバスを逃した。次のバスまでは30分ほどあり、既にチケットを買っていたので列車に乗り遅れるリスクを考えてタクシーを使うことにした。台湾のタクシーは黄色い車体で分かりやすい。インドなどと違って、基本的にメーターを使って走ってくれるので安心だ。街中でタクシーに乗車して台東駅まで向かってもらうことにした。現金が500TWD程度しかなく少し心配だったが、20分程度の乗車で220TWDと良心的な値段で助かった。

台湾鉄道

今回乗るのは特急の樹林行きだ。発車時刻まで30分程度あったのでコンビニでホットドッグを買った。ホットドッグは200円程度と安く、シンプルながら今の食欲を適度に満たしてくれる存在だった。

コンビニのホットドッグ
台湾鉄道


発車時刻になり、列車に乗った。台湾の新型特急は日立製の3000系と呼ばれるものを採用している。内装は新幹線のようにシンプルで、外装はJR九州の白いかもめのように洗練されている。日本の特急よりも個人的にはデザインが好きだった。台湾に来て思うのは、日本に比べてデザインへの意識が高いところだ。町のところどころに芸術系の広告が存在する。この車両なら台北まで4時間の旅も快適に過ごすことができるだろう。列車は気持ちの良いモーター音で快適に北へ向かう。

列車は山間部を抜けて花蓮に到着した。ここで多くの人の乗車があり、花蓮から台北までは2時間以上ノンストップで向かう。列車は加減速を繰り返し、時折揺れながら台北に到着した。

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