独身男子のマレーシア-KL Sentral編

Ipohの朝

朝起きると、8時頃だった。去年までは10時ごろまで全然起きられなかったのに、仕事を始めてからは8時起きがデフォルトになってしまった。屋上に行き、今日も川を眺めながらパンを食べた。このくらいののんびり感が自分にとって最高の休日だ。

Ipohの朝

海外での高速バス予約方法

11時半のAmanjaya Terminal発のバスをインターネットで予約しておいた。Aero Bus(マレーシアの高速バス会社)のKL Sentral行。
海外のバス予約は2つの方法がある。1つが現地のターミナルに行き、カウンターで買う方法。口頭で案内してもらえるメリットがあるものの、並んでいることが多いのと割と席が予約で埋まっていがちなのが欠点。もう一つがインターネットで予約する方法。ややクセがあり、国ごとにバスの事業者が異なるため検索で引っ掛かりにくいが、個人的にお勧めしたいサイトがRome2rioである(https://www.rome2rio.com/)。このサイトは、国に関わらず地名で検索ができ、現地のバス事業者が検索結果に出てきてそのまま予約ができる。予約をすると大体メールが届くので、乗り場に向かう。ちなみに、海外の高速バスには「バス停」という概念が存在しないことがあるため、指定された住所のあたりでバスの泊まる場所を人に聞く必要がある。

Ipoh市街からAmanjayaバスターミナルへ

市街の中心的なバスターミナルであるAmanjaya Terminalは、街中から8㎞程度離れているためバスでの移動が必要になる。
IpohのバスサービスはMyBASという事業者が担当している。ベトナムと比べて割ときれいめの車体で、ここでもTouch’n Goカードが使えて、もはやマレーシアのバスは日本と同様に現金での乗車はあまり見られないようだった。T30aというバスがAmanjaya Terminalへ向かってくれる。東南アジアのバスは運転手が音楽を流しがち。テンションを大切にしている。調べたところ、DewaのPupusという曲だった(https://www.youtube.com/watch?v=VQ-qjEV1m6M)。運転手の方は、Pupusを熱唱しながらドライブしていた。あまりにもセンスが良かった。

T30aバス
Amanjaya Terminal

高速バスはHINO製で、快適だった。運転手は曲も流さなかった。日本のバスのようだった。休憩は挟まずに走り、KLまで2時間半程度だった。

Touch’n Goカードが買えない件

クアラルンプールにつくと、またしてもTouch’n Goカードを探しに行った。インターネットで流れている情報によるとセルフサービスキオスクにて入手可能とのことだが、そもそもTop Upのみでカードの購入ボタンが存在しない。Hubにもまた行ってみたが、売り切れとのことだった。
Facebookで見た情報によると、現在NFC機能を搭載した新しいカードへの移行期で、このカードが手に入らないらしい。レアリティが高まり、マレーシア現地人もどこで買えるの?状態になっているようだ。一旦諦めることにして、モノレールに乗ってホステルに向かった。
この旅で思ったことだが、旅の道中で荷物は増える。特に寒いところから暖かいところへの旅だと、行きに来ていた服を抱えることになるので重さが肩に来る。少しずつではあるものの、やはり暑さもあって疲れる。

ホステルにチェックイン

ホステルはとても立地が良かったが、客層が微妙だった。きれいだが、なんとなくうるさい人が多かった。
個人的には、ホステルはアジア系の人がたくさんいる方が居心地が良い傾向にある。恐らく全人類はラテン系とそうでない系に二分されると思うのだが、生まれの国によってなんとなく傾向がある。インド・台湾・中国・スペイン・イタリア・ドイツは広義のラテン系。日本・香港・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・フィリピン・イギリスはそうでない系(個人的な体験に基づく)。あと、ヨーロッパ系の人あるある:食生活は曲げないがちというのもある。今回はラテン系の住人ばかりだったのでなんとなく個人的に居心地がよくなく、すぐに外に出ることにした。

KLで昼ご飯を食べる

クアラルンプールでは特にしたいことがなかったが、なんとなく昼ご飯を食べることにした。ららぽーともあったが、日本の焼き直しみたいであまり好みではなかった。チャイナタウンの方に歩いたところ、地元の感じでゆったりしててとてもよかった。アジアは一般的に雑とか声でかい、物価安い、といったイメージがあるが、個人的にはそれはある一面をとらえたものに過ぎないと思う。地下鉄に乗っていると分かるが、アジアで雑な感じがしたり、声がでかいのは一部の人に過ぎない。大半の人はおとなしい。
顔は無表情(愛想笑いとかはしない)ので雑なイメージを受けるかもしれないが、逆に言うと余分なコミュニケーションは取らず生活ができる。質問すれば最低限の答えが返ってくる。こちらのことが嫌いとかではなくて、自分の知っていることを最低限で返してくれる。だから私はアジアが好きだ。

渋谷の裏手っぽい

チキンライスを食べた。胡麻風味で、米もうまかった。書いていたらお腹がすいてきた。結局中華が一番旨い。アジアでは、どこに行っても最もうまいごはんはFried riceかNoodleだと思っている。今回の旅はまだ食べてないな。明日は食べよう。

すごい活気のお店
チキンライス

ホステルに帰ってシャワーを浴びた。アジアに特有の電気温熱器のタイプのシャワー。中身はイギリス製なのを売りにしていた。

Fried rice

ホステルの1Fにお洒落なタイ系のレストランがあった。若者向けなのかもしれない。この記事を書いていたらお腹が空いてきたので、Fried riceを食べるために、本当はお洒落な店は入りたくないけど店に入ることにした。とてもいい店ではあった。

お洒落な店
Fried rice

おしゃれなFried riceが出てきた。海老とイカが炒められて、野菜とともに一体となっていておいしかった。周りはかっこいい若者ばかりだったが、バックパッカーとしてのプライドであえて半袖半ズボンで入った。付け合わせにキュウリやネギが出てくるが、お金を持ってる奴と思われるのは恥ずかしいのでちゃんと全部食べた。プライド。

ホステルの夜

ホステルの隣のベッドに日本人かな?と思う旅人がいた。英単語帳が枕元に置いてあったから。民族衣装的な服を着ていた。パソコンで何かを書いていた。多分、年は自分と同じくらいかもしれない。日本にいると人生は「王道」に向けて収束するような錯覚に陥り、そこから外れた人間はよく分からない人として扱われる。ただ、実際はそうではなく、抜け道は無限にあるということ、自由に生きていいということに気づくことができた。職場ではみんな真面目だが、自分はそうでないということを隠して生きている。そこに息苦しさを感じつつも、その他の生き方について模索することを忘れていた。
最近感じていることだが、多くの人(真面目ではない側の人)は、大体25歳から30歳前半くらいで転機を迎えるみたいだった。Youtubeで発信している人や、旅人は大体そのくらいの年齢で人生を変える。ホステルのリビングでは、色々な国籍の孤独な大人たちがそれぞれの仕事や時間を過ごしている。その中に溶け込むようにしてこの日記を書いている。この感覚が好きで、23時過ぎまでラウンジで過ごすことに決めた。自由の感覚だ。
ホステルの窓は空いていて、夜風が入ってくる。そのまま眠った。

独身男子のマレーシア-KL Sentral編」への7件のフィードバック

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