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シク教の聖地へ
アムリトサルはシク教の聖地であり、その中心にGolden Templeが存在している。まずは、チャイで一服。うまい。
私が訪れた日はグル・ナーナク生誕日という祝日で、開祖を祝う日だ。寺院の中は髪の毛をターバンで覆い、裸足で中に入る必要がある。個人的にはきれい好きな方なので、裸足は抵抗があったが、現地の人たちが必ず裸足で入ってくださいと言うので従う。ターバンは入口に無料のものがバケツに入っており、レンタルすることができる。人が使ったものが気になる場合は20ルピー程度で売っているらしい。私は気にしないのでレンタルのものを使った。
靴をカウンターに渡すと代わりの札をもらえるシステムになっている。アムリトサルの人たちはとても人懐こく、セルフィを撮ってくれないかと色々な人に話しかけられた。多分東洋の人が珍しいのだと思う。でも、写真を撮るととても喜んでくれて良かった。
Golden Templeに入ると祈りの歌が聞こえ、花火が揚げられ、大きな池の中心にはシク教の本殿があり、その中で行われる儀式を見ようと大勢の人が列を成していた。祈りの歌をみんなで歌う。
儀式は複数人の男性が楽器を鳴らし、歌を詠み、1人の女性が座っていた。愛と繁栄と平和を祈り本殿を後にした。
シク教の寺院でカレーを頂く経験
翌日は朝から再度寺院を訪れて、食事を頂くことにした。寺院を訪れる人はシク教においては皆平等で、無料のカレーを頂くことが出来る。裸足になりターバンを巻き、皿を頂き、食堂に入る。全員が床に座り食事を頂くスタイルで、座ると係の人が来て、カレー2種類と米、チャパティと水を与えてくれた。
味はさっぱりしていてとてもおいしかった。自分は今まで日本で生きてきたが、アムリトサルで出会った人たちは利害関係なく人を助ける精神とたくさんの家族を大切にする愛、美味しい食事を与えてくれた。大切にするべきものとは何なのかを考えさせられる経験だった。